甲州印伝

2025/01/03 ( Admin )
2025/01/14 ( Admin )

400年以上の歴史を持つ鹿革と漆の伝統工芸「甲州印伝」。

甲州印伝

甲州印伝(こうしゅういんでん)は、山梨県を代表する伝統工芸品で、鹿革に漆で模様を描いた美しい工芸品です。

その起源は江戸時代初期に遡り、インドから伝わった装飾革「応帝亜(インデア)革」に影響を受け、日本独自の技法として発展しました。「印伝」という名前は、これがインドから伝来したことに由来しています。

鹿革は軽くて柔らかく、丈夫であるため、昔から巾着や煙草入れなどの日用品として利用されてきました。漆で描かれる模様には、七宝、麻の葉、小桜、青海波などの伝統的な意匠が用いられ、和の趣が感じられるデザインが特徴です。使い込むほどに革が手に馴染み、漆の風合いも深まるため、長く愛用できる点が魅力です。

製造工程は職人の手作業に支えられており、革の加工から漆付け、裁断、縫製まで、緻密な技術が求められます。現在では財布や名刺入れ、バッグ、キーケースなど、多彩な商品が展開されており、実用性と美しさを兼ね備えています。

甲州印伝は、山梨県内の工房や専門店で購入できるほか、オンラインショップでも取り扱いがあります。伝統とモダンが融合したこの工芸品は、贈り物にも最適で、日本の手仕事の魅力を感じられる逸品です。

( 最初 ) 水晶細工